【ホテルジョブ】レセプション面接質問集

今回は私が実際にホテルレセプションの面接で聞かれた質問を紹介したいと思います。

ホテルの面接自体はニュージーランドとオーストラリア合わせて6回経験しました。（日本でも1度）

4つ星ホテルが1箇所、5つ星ホテルが5箇所です。

面接を受ける予定のある方はぜひ参考にして準備してみてください(^o^)

 

面接質問集

 

自分についての質問

Tell me about your self.　あなたについて教えて下さい。

ほとんどすべてのホテルで、面接の最初にこの質問を聞かれました。

1.2分程度で名前、育った国や住んだ国、経歴、ホテル経験について、趣味などを簡単に紹介しました。

面接官も興味を持ってくれて、私が特に強調したかったのは、今までのホテルでの経験についてと日本出身であることです。

日本に良いイメージを持ってくれている面接官が多く、日本人ということはアドバンテージになるということを体感しました。

 

What brought you to here?　日本を出て海外に住むと決めた理由を教えて下さい。

特に私は3カ国でのワーホリ経験があったので、なぜ移動するのか、モチベーションは何か、という意図で聞かれました。

母国を出て海外に住むことで視野が広がる、母国を客観視できる、好奇心旺盛で常に挑戦したいという性格である、という点などをあげました。

 

Tell me about your career?　今までしてきた仕事について教えて下さい。

ホテルについての経験はもちろん話しますが、それ以外にしてきた仕事についても話しました。

話は長くなりすぎないように1分程度で簡単にキャリアをまとめられるようにしておきました。

 

What is your availability? What is your VISA?　働ける日程や時間について教えて下さい。

どんなビザでいつまで滞在できて、いつどのくらい働けるかを確認されます。

現状できる限り働くことができる範囲をアピールしましょう。

ビザが短い場合、延長も考えている旨などを加えても良いと思います。

 

What can you provide us? What is your strong point?　仕事で活かせる強みを教えて下さい。

ホテルの仕事をするにあたって重要だと思う自分の強みをアピールしましょう。

私は、臨機応変に対応する力や、同僚から「Don’t work too much, Samurai」と言われることが多かったくらい真面目に働くという日本人らしさをアピールしました。

 

What is your weakness?　あなたの弱みは何ですか。

裏を返せば強みとなる弱みを話すのが良いと思います。

私は、弱みを「責任感の強さから何でも一人で解決しようと抱え込んでしまうことがある」として、だからこそ前職では同僚と協力したり上司に助けを求めることも忘れずに取り組む努力をした、と話しました。

 

What is your plan in 5 years?　5年後のプランは何ですか。

予想していなかったので少し考えましたが、ゆくゆくはホテルフロントオフィスでの経験を活かしてホテルまたは観光業の本社で働いてみたいと考えているという旨を話しました。

正直自分がまだこの国にいるかどうかはわからないが、このホテルであれば全世界に展開していてキャリアを続けることができる可能性も高いという話もしました。

 

Are you Ok with English accent?　英語のアクセントに心配はないですか。

これはインド人の面接官に聞かれた質問ですが、移民の多い国で人ぞれぞれ異なるアクセントを持つ人が多いのでその耐性と自信を聞かれました。

今まで関わってきた様々な国の人達とうまくコミュニケーションをとっていた事実を例えにして、大丈夫です！と言い切りました。

 

前職での経験について深堀りしてくる質問

What was your role at the previous hotel?　以前のホテルでの役割はなんですか。

自分が以前の職場でしていた仕事内容について具体的に話しました。

 

Do you remember the most unforgettable moment at your previous hotel?　以前のホテルでもっとも忘れられない瞬間はありますか。

ホテルで働く中で、実際にゲストに喜んでもらえたエピソードや名指しで良いレビューや手紙をいただいたことを話しました。

 

Did you enjoy working at the hotel?　ホテルで働くことを楽しんでいましたか。

ホテルの仕事の中で自分の中でやりがいとなる部分や具体的にそのエピソードを話しました。

 

What was the most challenging moment at your previous hotel?　以前のホテルで大変だったことや問題を乗り越えたことはありますか。

要求の多いゲストに当たった場合、クレームを受けた場合、システムダウンをした時などに、大変だったがこんなことをして乗り越えた、という話をしました。

ゲストの話を傾聴し、不便(inconvenience)に謝罪した上で状況をしっかり説明したり、同僚に協力を求めたり、必要であれば上司に相談するべき場面をしっかり判断する力があるか見られていると思います。

必ずしもホテル側に非があると確定していない場合は不必要に謝る必要はありませんが、勘違いさせてしまったことや、その不便さに謝罪し、最後に理解してくれたこと、または協力してくれたことに感謝で締めくくるのが良いと思います。

 

What if there isn’t your manager?　もしマネージャーが不在だったらどうしますか。

問題が起こった際の対応の仕方を聞かれる質問はどのホテルでもされました。

もしマネージャーがいない時に問題が起こったらどうするかという質問ですが、まずはゲストに傾聴し、解決できなければ同僚にも相談する。

それでも解決ができない時には答えを急がずマネージャーが一時不在であることをゲストに伝え、戻ったらすぐに対応する、と伝えると答えました。

 

面接先のホテルについての質問

What do you know about ◯◯hotel?　このホテルについて知ってる事は何ですか。

面接先のホテルについての知識があるか聞かれます。

特に5つ星などの大きいホテルの場合、事前に企業研究が必須です。

ホームページを読み込んでホテルの規模や強みとしている部分、ターゲットとしてる客層、グループホテルの中のどんなタイプのホテルがどの国にあるかなどを把握していきましょう。

ここをしっかり予習していくだけでも印象が上がると思います。

 

Why would you choose this hotel?　なぜこのホテルで働きたいですか。

企業研究をした上で自分が気に入った点や、実際の職員から聞いた話などを組み込むのも良いかと思います。

5つ星の場合はそれが今後の自分のキャリアともなり、どの国に移動したとしてもキャリアを続けることができるという点が私には魅力的でした。

 

If you stay here one night, what would you expect?　もしこのホテルに一泊するとしたら何を期待しますか。

5つ星ホテルならではの質問だと思いますが、ホテルに対して何を期待するか＝5つ星として何を提供するべきかを聞かれていると思いました。

スタッフの温かい接客、行き届いた清掃、プールサウナジムなどのファシリティの充実、部屋からの景色、などと答えました。

 

逆質問

Do you have any question?　何か質問はありますか。

最低2,3個質問を考えていくと良いと思います。

私はシフトの具体的な時間帯やチームメンバーについて、スタッフミールがあるかないか、ここで働いていて大変なこととやりがいを感じることなどを聞きました。

 

What is your expectation salary?　給料はいくらほしいですか。

事前にホテルレセプションの時給相場を調べておき、ホテル経験があったので、相場〜相場より少し上で提示してみました。

ホテル側ですでに設定されている場合もありますが、人によって給料が異なるところもありました。

質問として聞かれなった場合は逆質問の時間に聞きました。

 

 

ざっくりとホテルの面接で聞かれた内容をまとめてみました。

かなり深堀りされることが多かったです。

面接の雰囲気はどこも、日本で言う正社員並みの空気感で、面接官（フロントマネージャーやデューティマネージャー）と１：１または２：１が多かったです。

緊張しますが、海外でオフィシャルな面接を受けることができてとても良い経験になりました。

服装はフォーマルを意識し、ホテルの事前調査も欠かさずに行く事をおすすめします！

応援しています＼(^o^)／🔥