miです。
ワーキングホリデービザや学生ビザで滞在する方、また短期語学研修等で渡航する学生などにとって、
ホームステイという滞在方法はメジャーです。私のメルボルンでのホームステイ体験談を踏まえ、メリット・デメリットを考えていきたいと思います。
ホームステイとは
ホームステイとは、現地の一般家庭にお金を払って滞在させてもらう方法です。基本的に個室になります。
朝食や夕食が含まれていることが多いです。洗濯については所定の場所にまとめておけばホストマザーが洗濯してくれるという場合が多いと思います。
基本的に家の掃除は強いられませんが、他人の家の一員になるという形のため、門限や家の決まりがあることがあります。
メルボルンで2ヶ月間ホームステイをした体験談
2ヶ月という期間
私は、日本で無料エージェントを通してメルボルンの英語の語学学校の申し込み、ホームステイの申し込みを行いました。
家の見学ができないことから日本からシェアハウスを決めるのは難しく、最初は現地のことをよく知っている方と一緒に住むのが安心かと思いホームステイに決めました。
実際、エージェントも最初はホームステイを勧めてきました。
語学学校に3ヶ月通う予定だったので、ホームステイも3ヶ月で考えていましたが、2ヶ月へ短縮しました。
その理由は、以前にカナダで2〜3週間程ホームステイした際に至れりつくせりでお世話をしてくれる反面、少し窮屈に感じた経験があったからです。また、ホームステイの場合、街中ではなく郊外に家がある場合が多いので交通の便が気になったということです。
結果的に3ヶ月ではなく2ヶ月にして良かったと思ってます。
滞在費用について
1週間250ドル程度だったと思います。シェアハウスよりは高くなりますが朝夜食事付きなのが大きいです。
私の家はWifi料金が滞在費と別に徴収されました。1週間10ドル程取られたと思います。最初はSIMを入れずに生活していたので払っていました。
家について
2階建ての一軒家(かなり豪邸)で、トイレとバスルームが1階・2階それぞれに設置されていてとても広く綺麗な家でした。到着した時にはとてもテンションが上がり、これからのオーストラリア生活が楽しみで仕方なかったです。人の家なので写真は載せられませんが見ていただきたいです。。
2階の一室を与えられ、シングルベッドと棚、勉強机と椅子がありました。十分な広さです。2階には自分の部屋の他にもう1部屋、さらに小さいリビングルームもあり、テレビも置いてありました。
家族構成は、50代くらいの夫婦とかわいい犬が一匹でした。子どもたちはすでに独立し、現在は広い家で夫婦と犬で暮らしており、ホームステイを受け入れているという優雅な家族でした。犬が本当にかわいくてかわいくて毎日の癒やしでした。。
立地はメルボルンの中心地から電車で30分、最寄り駅から15分程度歩いた場所です。語学学校がメルボルンの中心街にあったため、通学に1時間弱かかりました。
食事について
平日の朝食は、家にあるものを使って自分で用意してね、と言われました。主に、パンを焼いてジャム、バター、ベジマイト(オーストラリア独特の塩気のある茶色いジャム)等をつけて食べていました。
その他にサラダを添えたり、コーヒー・紅茶・牛乳なども勝手に飲んで良いと言われました。なんでも使って良いと言われたので卵やベーコーンなどを使って料理したことがあったのですが、卵とベーコンはSpecialだから土日だけ!と怒られました(笑)Specialらしいです・・・。
夕食は、ホストマザーが料理を作ってくれました。パスタ、スープ、ミートボール、ステーキ、魚、ポテト、ピザ、アジア料理などさまざまです。
自らスーパーに行くようになって気づいたのですが、オーストラリアの冷凍食品は豊富です。ホストマザーの料理にも冷凍食品が結構使われていたことに後々気づきました(笑)
もちろんちゃんと作ってくれたこともありましたが!オーストラリアでは冷凍食品を出すことが割と普通ということも知りました。美味しいのでホームステイを出た後にもかなりお世話になりました。
ひとつ意外と困ったことが、料理の量が少なかったということです。逆に多すぎる家庭もあると思いますが私のところは予想外に少なく、夜、夜食を買いに行くなんてこともありました。
夕食は夫婦と共に食べることが多く、学校や日本のことを聞かれたり、メルボルンや家族の話をしてくれたりました。バスや電車の乗り方、メルボルンの観光地などを教えてくれて助かりました。最初の頃はオージー英語に慣れず、リスニングがきつかったです。。リビングにいると気を張ってしまうので2階にあがってやっと落ち着くという時もありました。
シャワーについて
私の家の場合、1階と2階に1つずつシャワールームがあり、2階のシャワールームを使って良いと言われました。
最初に何も言われなかったので夜に入ることもあれば朝に入ることもあったのですが、ある日突然、朝に入るのはやめて!と言われました。理由はホストファミリーが朝に入るからです。
1階と2階で同時に使うと片方のお湯が出なくなるのだそうです。それなら最初に言ってほしかったというのはあります。
また、節水を気にする家庭が多く、シャワー時間を制限される家もあるみたいです。私の家は大丈夫でしたが一度Airbnbで部屋を借りた際に一度指摘されました。
また、一日に使えるタンクにあるお湯の量?が決まっているらしく、日中にお湯を使いすぎると夜、シャワーで水しか出ないという悲劇もありました。寒いのが苦手な私にとってはあの日は地獄でした(笑)
ルールについて
家のルールは、夕食が不要な場合、17時ころまでに電話かメールを入れるということ、夕食が必要な場合は19時頃までに帰宅するということでした。電車の遅れや学校の都合で19時半頃になってしまうと、料理が冷めた等と言われることがあったので遅れそうな場合は連絡を入れるようにしていました。
あとは予定があって帰宅が遅くなる場合は、遅くなる旨を伝えれば門限などはありませんでした。ただ、夫婦は22〜23時頃には就寝していたのでシャワー等は入りづらい状況でした。
また、先程食事の項目で述べましたが、朝食は土日以外ベーコンや卵などを使ってはいけないということです。シャワーについては途中から夜のみとなりました。
洗濯は基本的に週に1〜2回程度してくれましたが、量が多いと言われた時もありました。
私の家はホストマザーが細かい性格のようで滞在すればするほど何か言われることが面倒くさくなってしまいました。
ホームステイ終了後のホストファミリーとの関係
ホームステイ最終日には夫婦にお菓子等を贈り、お世話になった感謝の旨を告げてお別れしました。車に荷物を積んで最寄り駅まで送ってくれました。
後日、FacebookとInstagramでフォローリクエストがきたので今でもつながっています。たまにコメントをくれたりするので嬉しく思います。
ホームステイのメリット・デメリット
メリット
- ローカル情報やわからないことがある時にいつでも聞ける
- 食事に困らない
- 英語の練習になる
- 現地の知り合いができる
- オーストラリアのホームステイの場合豪邸に当たる確率が高い
現地のことをよく知っている人からの情報を入手できるということには大きな価値があります。
ネイティブの家だと英語のリスニング・スピーキング勉強の絶好の機会となります。
また、食事の心配をする必要がないという点は実家のような安心感があります。オーストラリアの場合、プール付きなどの豪邸に住めることも多いと聞きました。
デメリット
- 値段が高い
- ハウスルールが厳しいことがある
- 突然のイベントに対応しづらい
- 門限がある家が多い
- 街の中心部から離れていることが多い
やはりルールや縛りが多いという点が一番のデメリットだと思います。
さらに立地がイマイチだと突然の予定などに対応しづらいです。学校の友達と突然でかけることになってもホームステイ先がすでに夕食を用意してくれていたら行けませんし、ナイトクラブには家の立地上行くのも厳しいという場面もありました。
まとめ
総じて私がおすすめするのは、渡航初期1〜2ヶ月間はホームステイを利用し、その後は自ら家探しをするのが良いと思います。正直ホームステイ先には当たり外れがありますし、事前に家庭の雰囲気がわかるものではありません。後から滞在期間を延長することも可能です。
どうしても干渉や縛りが多くなりますので窮屈に感じてしまう人は早期にシェアハウスなどに移動するのが良いです。ただ、現地の方からの情報やアドバイスというのは非常に価値があります。
私は良い経験をしたと思いますが2ヶ月以上はきつかったです(笑)
では次回(^o^)mi
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