miです。
今回はオーストラリアでのシェアハウスの探し方について書いていきます。
私はメルボルンで2件、ゴールドコーストで1件のシェアハウスに住みました。見て回った物件数も15件程度あるのでその経験から優良シェアハウスを見つける方法を考察していきます。
こちらの記事で私が住んだシェアハウスを実際に紹介しています!
こちらは私がゴールドコーストでブロードビーチという場所のシェアハウスを選んで住んだ理由です。
シェアハウスとは?
数人で家またはマンションの一室をシェアして暮らすことです。基本的に生活に必要な家具家電はすべて揃っているので、留学生などの国外からの滞在者には便利です。
キッチンやランドリー、リビングは基本的に共用ですが、個室のプライベート空間の範囲によって部屋タイプを選ぶことができます。
部屋タイプ | 個室人数 | バス・トイレ | 家賃/週 | プライベート | 騒音 | コミュニケーション |
マスタールーム | 1〜2名 | 専用 | $250〜 | ◎ | ◎ | △ |
オウンルーム | 1名 | 共用 | $180〜 | ○ | ◎ | △ |
シェアルーム | 2〜4名 | 共用 | $130〜 | △ | △ | ◎ |
リビングシェア | 1名〜 | 共用 | $100〜 | △ | △ | ○ |
自分の性格や求めているものによって部屋タイプは選択可能です。もちろんプライベートレベルが高い程家賃は上がります。また、日本の場合も同じですが、基本的に都会であるほど家賃は高くなります。なのでオーストラリアの主要都市の場合は、下記の順で家賃が上がります。
シドニー ≫ メルボルン ≫ ブリスベン > ゴールドコースト
しかし、クイーンズランドのバイロンベイは地価が高く、決して都会ではありませんが家賃は高いことで知られています。
私は家賃の高いメルボルンでは2名のシェアルーム、家賃の安いゴールドコーストでは自分のみのオウンルームを選んで住んでいました。メルボルンのシェアルームのレント(家賃)は1週間$180程度、一方ゴールドコーストのオウンルームは1週間$150でした。かなり違いますね(笑)
シェアハウスを決めるまでの流れ
- シェアハウス募集サイト等で物件を探す。
- 条件が合うと思ったらメールなどでオーナーに直接連絡をする。
- オーナーとインスペクション(内見)の日程を決める。
- 実際に現地にインスペクションに行く。
- 入居を決めたらその場または後日オーナーに連絡をする。
- 引っ越す。
- デポジットやレントを払う。
ネットから探す方法が簡単
一からシェアハウスを探す場合、ネットから探す方法が簡単かと思います。オーストラリアに来て日数が立つ方は、物件を持っている知り合いができる、貸し出している人がいる、紹介してくれる人がいるという場合もあると思います。
条件が合えばもちろん良い選択肢ですが、レント(家賃)の件でもめることや、家を替えづらいという例もあったので、紹介者との関係に注意が必要になる場合もあるかもしれません。
今回は情報量も多いネットから探す方法を紹介します。下記サイトが主にオーストラリアでシェアハウスを探す際に利用できるサイトです。
- 日豪プレス(オーストラリア全土/日本人向けサイト)
- Jams TV(オーストラリア全土/日本人向けサイト)
- CHEERS(主にシドニー/日本人向けサイト)
- GO豪メルボルン(メルボルン/日本人向けサイト)
- DENGON NET(メルボルン/日本人向けサイト)
- Gumtree(オーストラリア全土/英語サイト)
- Flatmates(オーストラリア全土/英語サイト)
私がよく使っていたのは日豪プレスとDENGON NETです。英語サイトは使いませんでした。日本人向けということはオーナーも日本人を求めているので友好的な場合が多いと思います。
また、私の経験上、日本人オーナーが管理するシェアハウスは比較的綺麗で安心できます。金銭問題も聞きませんでした。
インスペクションで把握すべきこと
募集条件を把握した上で、インスペクションで知りたいことをすべて聞くことをおすすめします。私は下記のようなポイントを把握するように意識しました。
- 最低滞在期間の決まりはあるか。(1〜3ヶ月という場合が多かった)
- いつから入居可能か。
- 退去通告はいつまでに必要か。
- オウンキーが持てるかどうか。(鍵がなく、パスワード管理の家もあった)
- バス・トイレ・キッチンなど水回りの清潔さ。
- 自分が入居することになる個室の様子。(広さ、収納、騒音など)
- シェアメイトの雰囲気と男女比率。
- デポジットやレントの額、支払い方法について明確化。
- 人を招いても良いか。(宿泊は禁止、来訪のみ可能など)
- 立地、アクセス方法。
- ハウスルールの把握。(掃除の当番制、門限、共用部分を使用不可能な時間帯が決められているなど)
- 洗濯回数や時間帯の制限はあるか。(週に2回まで、夜は禁止など)
- プールやジムなどはついているか。(オーストラリアではついているところも多い)
上記、入居前に知ることができれば入居後のギャップを避けられます。
ちなみに私がメルボルンで住んだ家のひとつは、「22:00以降匂いの強い料理は禁止」というルールがありました。これはリビングシェアの子がいたからです。
また、ゴールドコーストの家は、「洗濯は7:00〜20:00まで」「23:00以降のリビング・キッチンの使用禁止」「シャワーは7:00〜23:00まで」というルールがありました。
一見ルールが多いように思えますが、このルールのおかげで自分自身も他人の騒音の迷惑を被ることもなかったので不自由なく過ごすことができました。
オーナーがお米を提供してくれて、たまに夕食も振る舞ってくれるという素晴らしい家でした(笑)
レントの支払いについては、2週間/1ヶ月に一度オーナーの銀行口座に振込んだり、現金で渡すなどオーナーにより違いました。
満足できるシェアハウスに出会うまで
ネットで立地やレントの上限を絞った上で何件か候補を探し、オーナーに連絡します。インスペクションの連絡がきた順でアポイントを取り、同時に何件かインスペクションを進めていきます。
たいてい1〜2週間あれば好条件のシェアハウスを見つけることができていました。
私は、メルボルンの最初のシェアハウスは、ネットから探して3件程度インスペクションをした中のひとつに決めました。
ふたつめのシェアハウスは知り合いの紹介で入りました。ゴールドコーストのシェアハウスは、11件インスペクションに行った後に最後のシェアハウスに即決しました。(ゴールドコーストでは時間もあったのでたくさん見に行きました。)
注意すべきこと:デポジット問題
部屋も汚さず、ルールも守っていたのに、デポジットを返金してくれないオーナーがたまにいますので注意して下さい。多くのシェアハウスは入居時にデポジットの支払いを求められます。
デポジットとは、基本的には退去時に返金される日本の敷金のようなもの。金額はオーナーによるが、「2〜4週間分のレント」というパターンが多い。
清掃費用としてデポジットから差し引かれる場合もあるがよっぽど汚さない限り心配なし。
私は2度日本人オーナーのシェアハウス、1度タイ人オーナーのシェアハウスに住みましたが、タイ人オーナのシェアハウスの退去時に、デポジットの全額返金がなされませんでした。
シェアハウスを退去した後にデポジットはいつ返金されるのかメールでオーナーに問い合わせた所、一部銀行に振り込まれた後に返信が来なくなりました。
部屋も汚さず退去通告も規定通り行っていたので全額返金される確信がありました。
英語の堪能な友人にも協力してもらいしつこくメールを送り、残額を返金してくれない場合は警察に言うと長文で伝えると1ヶ月ほどかかってやっと残額が振り込まれました。
しかしその残額は$25ほど不足していました。面倒くさかったのでその$25は捨てましたが危うく何百ドル返金されないところでした。。。
一方で日本人オーナーのシェアハウスではお金に関する問題は一切起こりませんでした。私の周りでも聞きませんでした。やはり事務的なやり取りの際に母国語が通じるという安心感もありました。
韓国人オーナーの場合にも返金されなかった例を何度か聞きました。もちろん、決してすべての韓国人オーナーがそうではありませんが。
これは入居前にわかることではないのですが、デポジットに関して、特に大きな問題がない場合は全額返金になるのかという旨を再度はっきりと確認するのも手だと思います。余計な損はしたくありません。
オーナーによりますが退去の一ヶ月前には必ず通告するなどの決まりもあります。通告が漏れた場合には全額返金されない場合もあるので注意して下さい。
まとめ
シェアハウスは、スーツケースひとつで生活を開始できる便利な方法です。
比較的安価で、入居や退去も簡単に行うことができます。
シェアハウスでできた友人が一生の友になるかもしれません。
注意すべき点もありますが、自分が安心できるシェアハウスを見つけてオーストラリアでの生活を充実させましょう♪
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